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2023.04.14
甦れ!劣化ルーフ
長い間、愛車を乗られていると、その保管状況や環境で差はありますが塗装面が白くなってしまったりします。
このような状態は表面のクリアー塗装の経年劣化だったり、ワックスやポリマーなどで塗膜の保護をしなかったり怠ったりするとなりやすいです。
特に黒い車はご用心!!熱の吸収が半端ないので、まめなメンテナンスが必要になります。
あちこち白くなってしまいました。
このような状態になってしまうと、塗装しないと元には戻りません。
そのため今回は、ルーフを塗装します。
劣化して白くなってしまった表面のクリアーを削り落とします。
白い粉が沢山出て、ビニールが焼けたような臭いがします。
削ったカスを除去すると、削り落とし切れなかった細かい部分が分かります。
細かい部分は手作業でペーパーを当てます。
サフェーサー(本格的に塗装する前に塗る下地塗料)が剥がれないよう食いつきを良くする為に大事な作業です。
サフェーサーを吹きました!
錆の発生を防止し、細かい傷やパテを成形する時に付いた紙やすりの目を埋め、小さな凹凸を次の工程の研ぎで修正する準備をします。
紙やすり跡などの細かい傷が残らないように、広い範囲にサフェーサーを塗る必要があります。
板金塗装をする上では防錆のためにも必要なサフェーサーを研ぎ、ベースを塗装します。
塗装が終わり、完成しました!
あちこち白くなってくすんでいたルーフが、見事に甦りました(^^)